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会社、ビル、工場などの施設に警備士が常駐しないで一定の時間帯に巡回する業務。通常巡回は主に自転車や自動車を使用し、施設周辺の不審者、徘徊者の発見や扉、窓の施錠・防犯灯の点灯確認のほか火災の早期発見及びその他の覚知を行います。
施設周辺に金網や有刺鉄線を施したり防犯灯の設置、建物の扉・窓に施錠等することは、盗犯者に犯意を諦めさせたり、犯罪行為を防止するための物理的防衛手段ですが、巡回は警備士による防衛の最前線と言えます。
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巡回の方法としてはいくつかに分けることができます。まず手段として「徒歩」「自転車」「自動車」があります。次に巡回する警備士の人数が単独か複数かです。また、巡回経路には「施設、建物を一定経路で巡回する。」「不規則な路線を巡回する。」「具体的に指示された路線を細密に巡回する。」などがあります。他に、その後保安状態がそのまま維持されているかを確かめる巡回などもあります。
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(1)巡回は定められた通りに的確に行いその目的達成に努めること。
(2)異常な音、臭いを感知したらその原因を最後までつきとめる熱意を持つこと。
(3)施設、建物の立地条件、隣接建物との警備上の関連性についての予備知識を持つこと。
(4)最初の巡回の際に見た状況は記憶しておき、次の巡回時にその変化の有無に注意しなければならない。
(5)巡回刻時鍵による打刻は、必ず点検すべき箇所の異常の有無を確認した後に行わなければならない。
(6)人命にかかわること、火災、重要な財産を失うなどの緊急事態を発見した際は、直ちに警察署、消防署、上司、管制本部、契約先等 に連絡、報告しなければならない。
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